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中国四川省−3

1990年に開催された大阪花博に、ヒマラヤの青いけしが出展されたのがきっかけで、我が国でも青いけしが広く知られるようになってきました。園芸種として苗が出回り、栽培もされるようになっていました。
植物園などを探せば、国内でも青いけしに出会えるということは分かっていましたが、現地で見ることにこだわっていました。淡々とチャンスを待っていました。そしてチャンスはやってきたのです。
「1999年7月6日出発、中国四川省四姑娘山麓青いけしウオッチングツアー」のお知らせを新聞の片隅でみつけました。
子育てが一段落し、同居の母親も見送った後でした。
『待てば海路の日和あり』とはこのことです。
それまで青いけしを見るには、ヒルや蛇のいる山道を何日も歩いたり、ジープや馬にに揺られたりと、困難な旅をしなければならないものと、思っていました。
送られてきた資料を見ると宿泊はすべてホテル、行動はバス、となっています。テント泊もなければ寝袋持参の項目もありません。
観光旅行のようなものです。
中国に青いけしがあること自体信じられないのに、半信半疑で出発を待ちました。
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by aoikesi | 2006-11-19 14:59 | 中国四川省 | Comments(0)