カテゴリ:中国青海省( 55 )

ヒマラヤの青いけしといえばこれ、メコノプシス・ホリドゥラ
1本の茎から1個の花が咲く青いケシらしい青いけしです

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aoikesiの写真を「写真で読み解く四字熟語辞典」に提供しました
といっても、この茶色い大河、黄河の写真一枚だけ
学校図書館用の辞典なので一般には目にとまらないでしょう
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2007年、青いけしを見に中国・青海省、黄河源流を訪れたときの写真です
詳しくはカテゴリの中国青海省をみてね
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12年間に渡り、中国奥地やチベットなどに出向いて、この目で確かめてきた青いけしについてまとめています。
青いけし、メコノプシスの解説ではありません。
何十年もあこがれ続けてやっと出会った私の青いけしへの想いです。
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メコノプシス・クインツブルネルビア

花びらがぶら下がって咲くケシにはプニケアのほかに藤色のケシ、クインツブルネルビアがある。
舌をかみそうな名前で覚えるのに時間がかかった。
2002年に訪れた青海省、アムネマチン山麓で出会った。
ナキウサギがキキーッと警戒音を発し、マーモットが見え隠れするステップ台地を好んで咲いていた。
花びらは4枚でプニケアに似ているが、花はずっと小さくかわいらしい。
藤色をした花色も優しくて恥じらいの乙女(え?死語ですって)を思わせた。
この年はカメラをデジタルに変えて2年目、まだ使いこなすというまでにはいっておらず、帰国してから再生して見たらピントが後に合っているものばかり。
このときのショックは今でもときどき思いだすほど。
クインツブルネルビアは細長〜い茎の先に花が付いている。
少しの風にもユラユラ揺れてピントが合わせにくかったらしい。
次に四川省で見たクインツブルネルビアは比較的湿り気の多い草地に咲いていた。
固体も青海省のより大きめ、大ざっぱな印象を受けた。
環境に順応して花たちはビミョウに姿を変えていくものらしい。
四川省ではクインツブルネルビアとプニケアのハイブリッド種も見た。
色は藤色と赤の中間色で、形も中間型だった。
クインツブルネルビアをプニケアの変種としている学者もいるということだから(「ヒマラヤの青いケシ」大場秀章著より)交配しやすいのかもしれない。

メコノプシス・クインツブルネルビア

青海省、アムネマチン山麓・2002年
乾燥地に咲いていた
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青海省、アムネマチン山麓・2007年
↑と似たような環境に咲いていた
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四川省、四姑娘山麓・2,004年
湿り気のある草原に咲いていた
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クインツブルネルビアとプニケアのハイブリッド、四川省
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12年間に渡り、中国奥地やチベットなどに出向いて、この目で確かめてきた青いけしについてまとめて見ようと思います。
青いけし、メコノプシスの解説ではありません。
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メコノプシス・ホリドゥラ2

青いけしのほとんどは一回稔性(実生から数年経って花が咲くと枯れてしまう)だから種がうまく定着した年は花が多く咲く。花の少ない年もある。
最初に訪れた年は決して少ない個体数ではなかったが、時期がちょっと早かった。
真っ青な花が一株にあふれるように咲いている時期もあるらしい。
2007年、理想の花盛りを夢見て再びアムネマチン山麓を訪れた。
前回は行かなかった黄河源流の町、瑪多(まどう)も魅力だった。
前回より11日も遅れての出発。

5年ぶりに訪れた黄河源流は目を覆いたくなるような現実が待っていた。
ここ数年、乾燥化や工業用水のつかいすぎで、黄河の枯渇が深刻になっていた。
この年も雨が少なかった。
未舗装の道路に入ると前の車の砂ぼこりで、1m先も見えずにしばらくストップしなければならないようなありさま。
期待していた青いけし街道は砂ぼこりに覆われて見る影もなくなっていた。
それでも観察拠点の4,300mの峠では今が花盛りのホリドゥラが点々と咲いていた。
じりじりと燃える太陽の下、前後左右、じっくりと青いけしを写した。
温泉の近くの青いけしの群生地は車道拡張ですっかり潰されていた。
アスファルトの道ばたに残された数本の青いけしがあわれな姿をさらしていた。
一面の菜の花の絨毯を眺め、のんびりとフラワーウオッチングしながら走った道路は高速化し、猛スピードで走り抜けた。
そして何より心が痛んだのはチベット族の頽廃だった。
中国政府の遊牧民定住化政策で収入の道を失った彼らの行く先は絶望的だった。
食堂にいると、窓の外から手を差し出して物乞いをする大人、子ども。
エセ僧侶にも出会った。
前回は決して目にすることのない光景、胸が痛んだ。
バヤンカラ山のふもと、黄河源流で満開で大株のホリドゥラに出会ったが、個体数は多くはなかった。
乾燥化のせいか、たまたま不作の年だったのか。
季節外れの雪が降った峠で見た雪蓮が救いだった。
乾燥化=日照り続きで青空にそびえるアムネマチンの雄姿が全貌できたのはラッキーとしよう。
この前年に西寧とチベットのラサを結ぶ青蔵鉄道が開通している。
西寧を訪れる日本人は年間100人にも満たないと言われてきた僻地も、今や日本人も西洋人もがこぞって訪れる一大観光地となっている。
もう2度と訪れることはない青海省。

メコノプシス・ホリドゥラ
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コンデジよりも小さい固体があった
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季節外れの雪に覆われたバヤンカラ山
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思いがけない雪蓮
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西部大開発でいたるところ工事中
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ピカピカのアムネマチン山が望めたのは乾燥のおかげ?
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今朝の朝日新聞の特集版「GLOBE」に
「中国青海省・黄河を行く」
が4ページに渡って載っていました。
黄河が途中で消えて海まで届かない「断流」、草原の劣化、湖沼の乾燥化・・・。
これらの深刻な水危機を取材した報告です。
この様子は今夜の「報道ステーション」で放映されるそうです。
aoikesiが2年前に黄河源流を訪れたときに感じた危機感が、そのままレポートとして報告されています
(あ、aoikesiはほんのさわりだけを見てきたので、この表現はおこがましいですね)
報道ステーションは遅くて起きていられないのでビデオにとっておこうかと。

↓にそのときの旅行記が載っていますので興味があったらのぞいてください。
http://aoikesi.exblog.jp/m2008-06-01/




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2,004年に訪れたときに比べ、瑞々しさに欠けた青いけしメコノプシス・ホリドゥラ
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黄河の流れ
ゆったりと流れる黄河に、深くて深刻な問題が見え隠れしている
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今日(10日)の朝日新聞にチベットの暴動の記事が載っていました。
青海省果洛チベット族自治州班瑪県で数十人の住民が地元警察を襲い、手りゅう弾でパトカーと消防車を爆発させたという。
幸い死傷者は出なかったとか。

去年の北京オリンピックをきっかけにチベット問題が噴出していますが、まだ解決していないようです。・・・というよりチベット族の立場はますます悪くなっているという報道もあります。

「今回の暴動の原因は、四川大地震の被災地復興のために、地元のチベット族が「聖地」とあがめている山で大量の木が伐採されていることへの反発が口論の引き金になった」
とありました。

青海省果洛チベット族自治州とは2002年と2007年に訪れたアムネマチン山麓あたりです。
アムネマチン山はチベット族の聖地として大事にされている山です。
2002年に訪れたとき、家財道具一式をヤクの背に付けて巡礼している家族に出会いました。

この記事だけではよく分かりませんが、とても気になります。
2007年に訪れたときには乾燥が進んで青いけしが極端に少なくなっていましたが、ますます乾燥が進んでしまうのではないかと心配です。

アムネマチン山麓あたりは標高が高くて大きな木がありませんから、もしかしたらもっと低い山かもしれませんが。

ダライラマ14世が中国政府に要求していることは、チベット族の人権を認めて欲しいということ。
当然、聖地も守って欲しいということではないでしょうか。
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中国青海省☆2002フォトギャラリーをリニューアルupしました。

すでに更新済みだとおもっていた2002年の青海省フォトギャラリがupされていませんでした。

青いけしらしい青いけしはメコノプシス・ホリドゥラではないでしょうか。

背が低くて1本の茎に1個の花が咲く、トゲの鋭いけしです。

標高4,000m以上の厳しい環境に咲く高嶺の花です。

2002年に訪れたときは「青いけし街道」が大げさではないほど延々と咲いていました。
他の花もたくさん咲いていて、10年通った青いけしの旅の中で、1,2を争う花の多さでした。
2007年、再び青いけしと多くの花たちを求めて訪れましたが、開発や乾燥などが進んでいて、花も少なくがっかりしたものです。


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メコノプシス・ホリドゥラ

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孤高の花なのに、色とりどりのお花に囲まれてシアワセソウでした

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トリカブトの仲間

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たくましいマメ科の花タチは時には草原を花色に覆い尽くします

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AOIKESI'S HPに中国青海省旅行記を2002年と2007年分を更新しました。

西部大開発の名のもと、山間部が驚異的な勢いで開発され続けている中国。
青海省の開発も目覚ましいものでした。
北京オリンピックを目前にした中国山間部の変化を肌で感じてきた旅行記です。
2002年分はリニューアルです。


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2007年
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2002年
この年はまだコンデジで花も撮っていた(↑もコンデジ)
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アクシデントがあったっけ・・・涙
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感動のメコノプシス・ホリドゥラ
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銀座、ミレージャギャラリーでのグループ展に参加します。
ついでがありましたらお寄りください。

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そして、ラサ騒乱が起きてしまった。
3月15日の朝刊に載った記事によると中国・共産党に対する僧侶や市民の抗議行動が激化し、中心部の商店街から出火。武装警備隊などがデモ隊の鎮圧化に当たり、混乱が広がっていると。情報統制による中国側の一方的なニュースだけが流れる中、抗議デモは四川省や青海省にまで広がっていった。
一切の外国人をシャットアウトしていた中国政府もやっとラサへマスコミを入国させたが、厳しい監視の中での取材が続いていた。
平常通りの市民生活を取材させていたようだが、一人の僧侶が突然カメラに向かって「私たちは何もしていない」と泣いて訴える姿が映し出された。
僧侶の格好をした中国人兵士が暴動を起こした、というコメントも流された。
やがて起こるべきして起こった聖火リレー妨害は、ギリシャのオリンピアでの点灯式から始まってしまった。
各国でのルート変更や縮小、打ち切り。中国側の異様とも思える青いジャージーのガードマン。
開会式ボイコットを表明する国も続出している中、ダライ・ラマは日本も訪問した。
中国は今回の騒動はダライ・ラマの指揮の下に発生したと言い、赤い衣を着た悪魔と表現した。
米国を訪問したダライラマは改めてオリンピック開会式ボイコットに反対し、自分たちは独立を望むのではなく自治権を認めて欲しいだけだと主張した。
この後、ダライ・ラマ代理人の代表と中国政府側との話し合いが持たれたが、中国当局の一方的な言い分だけで終わった。救いは今後も話し合いを続行するということ、チベット人や世界が納得する方向にいってほしいと願うばかりだ。
紆余曲折を経て聖火リレーが中国本土に入ったとき、四川大地震が起こった。
5月12日に四川省を襲った地震はあまりにも痛ましい結果となった。
震源地の都江堰は四姑娘山麓の青いけしを見に聞くときに必ず通る。都江堰は2300年前に作られた水利施設で世界遺産にも登録されている。今も長江の氾濫から町を守ってくれているという。
多くの生徒が犠牲になった汶川は九寨溝の帰りに立ち寄ったレストランのある町。絶品のお焦げ料理をお代わりする我々をうれしそうに見ていたオーナーは無事なのでしょうか。
この原稿を書いている5月24日現在、地震による死者、行方不明者は8万人を超えている。
直接の被害者は1000万人に及ぶとも伝えられる四川大地震。毎日各局が競ってニュースを流しているが、報道されない地域の被害が気になる。
聖火リレーは3日休んだだけでいまも中国各地を回っている。
北京オリンピックは国の威信にかけても成功させるだろう。
チベット問題は先送りになるのだろうか。
中国西部の奥地を住処にしている青いけしや高山植物、生き物たちは人間が手をかけない限り、強くたくましく生き抜いていくことと思う。

これで「海棠」掲載予定の旅行記は終了です。
最後まで目を通していただいた方、ありがとうございました。
部分的には独りよがりの思いもあろうとは思いますが、私の乏しい思考力の中で感じた黄河源流の旅の記です。

中国地震のニュース合戦が冷めやらぬ6月14日、岩手、宮城内陸地震が発生。
栗駒山が形を変えるほどに崩れ落ちた大きな地震に、中国地震はほとんどマスコミに登場しなくなりました。たまたま中国政府による取材規制がかけられた時期と重なることもあります。
手抜き工事の学校で子どもたちが多数亡くなってしまい、それを報道されるのを規制したためらしいです。
恥部までもすべてさらけ出しながら大人になってゆく中国を期待したいです。


29日、中国雲南省に行ってきます。
2度目の雲南省ですが、どうしてもまた見て見たい青いけしがあります。
地震の影響のない地です。
無事帰ってきて「私の青いけし」をご披露できるよう・・・。
いってきます。
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この日は瑪多に泊まり、さらに共和、上海と2日かかって帰国した。
帰りの道は来るときに通った道よりもさらに整備されて快適なドライブとなったが、花や景色を楽しむ余韻はなくなっていた。
青いけし(アツミゲシがどこぞの公園で大量に開花して徹夜で処分したというニュース。麻薬の取れるケシではありません)、メコノプシス・ホリドゥラが大量に咲いている光景を想像していた。地球温暖化の影響なのか、開花の少ない年回りだったのか。
西部大開発という名のもとにどんどん破壊が進む青いけしのふるさと。青いけしや高山植物地帯をショベルカーで削り取りながら道は作られていた。
破壊されているのは自然ばかりではない。
チベット族の人たちの生活もどんどん変化している。
瑪沁では5年前には見られなかった物乞いの人たちや偽坊主がやたら目立った。
ほいほい物や金をばらまく観光客の悪影響かと思ったが、そうではないらしい。中国の遊牧民定住化政策がもたらした姿だった。
遊牧民はヤクや羊を飼ってパオで本物のエコ生活していた。ヤクの糞を燃料にし、テントは毛で作る。乳は命をつなぐ食料や衣類になる。
政府からいくら安く与えられた住居といえ、現金収入もないのに借金を背負い金燃料に頼らなければ暮らせない生活になった。
町での生活には馴染めず(漢族が相手にしないという)物乞いをする道を選ばざるを得なかったのだと思う。
前述の「星宿海への道」に戻る。
歩くこともできず目も見えずに物乞いをしている母親に育てられた少年。自分の不注意の事故でこの母親を死なせてしまった男は、少年をを養子に引き取る。少年は男の実子の兄として大きくなる。少年は黄河の源流にあるという星宿海にあこがれ続けて大人になり、やがてシルクロードのとある町で行方不明になった。少年を兄として育った弟は、兄が中国青海省の星宿海とは2000kmも離れているシルクロードを訪れた理由を探し続ける。
少年の母親は目が見えず、歩くことも出来なかったため物乞いの道しかなかった。(目が見えなくなったのにはおぞましい理由があるのだが)
物乞いの道を選ばざるをえなかったチベットの人々、ある事情から物乞いの道を選んだ母親、の違いはあるが、なりたくてなったわけではない。


なお星宿海は、私がそうではないかと思った星星海ではないとのこと。
今回訪れたところよりさらに奥地にあるそうです。
malmaさんからの情報です。http://osyorokoma.net/


今回の旅はいつもにもまして気候の変化が激しかった。
共和への途中の峠では霰の攻勢に一時交通がマヒした。
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お世話になったガイドの張さん(前)とドライバーさんたち
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