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メコノプシス・プニケア


メコノプシスを総称して青いけしと呼んでいます。
ということはこれは赤い青いけしということになります。
花の形がハンカチツリーに似ているので「ハンカチケシ」とも呼ばれています。
真っ赤な4枚の楕円形の花びらがひらひらとぶら下がっている様子はまさに「赤いハンカチ」
長さは10cm前後。


この花を初めて見たのは1999年に訪れた中国四川省四姑娘山麓の3500m付近でのこと。
ブルーの青いけしよりも低い地で見ました。
青いけしと混生している場合もありますが、咲く時期がちょっと早いようです。


メコノプシス・プニケア

1999年7月10日撮影
中国四川省四姑娘山麓,標高3500m

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2004年7月5日撮影
中国四川省四姑娘山麓、標高4000m

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2007年7月25日
中国青海省、標高3900m

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バックの白い山はアムネマチン山(6282m)
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メコノプシス・ラケモサ

世界のどこかに青い色をしたけしがあると知ったのは30数年前のこと。
いつか見に行きたいと思い続けて子育てを終え、母を看取りました。
願いがかなって初めてであったのがこのけし、メコノプシス・ラケモサです。

1999年7月12日、中国四川省四姑娘山麓の巴朗山峠(4300m)は小雨に煙っていました。
7月8日に成田を出発。3日後の10日に同じ峠を通るときは、高山病のために動くことができずに涙をのんだのです。
標高3200mの日隆で3日間を過ごしての帰り道、再びの巴朗山峠でした。
メコノプシス・ラケモサは、ガラス細工のような花びらに雨を受けて静かにうつむいて咲いていました。色は、、、想像より赤みがかっていましたがまぎれもない青いけし。
が、感動に浸っている時間はありません。雨の中を飛び出してきたのは数人のみ。ほとんどの人はバスの中で待機しています。雨が降り出した工事中の山岳道路はいつなにがおこるかわかりません。夢中でシャッターを押した記憶がよみがえります。

1999年7月12日撮影
標高4300m

この年、道路の拡幅舗装工事をしていました。山岳道路が完成した翌年には3日がかりだった日隆へは1日で行けるようになりました。しかし、これら青いけしが花を咲かせた草原は跡形も無くなっていました。


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2004年6月、再び四川省四姑娘山麓を訪れました。
この年は春が遅くやってきたらしく、巴朗山峠付近にはまだ花の彩りはありませんでした。
峠をしばらく下った岩場でやっと咲き出したメコノプシス・ラケモサに出会いました。


2004年7月2日撮影
標高4200m

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メコノプシス・アクレアータ


長年あこがれ続けた青いけし(メコノプシス)には40以上もの種類があるということを知ったのは1999年。中国四川省四姑娘山麓でメコノプシス・ラケモサに出会ったときのことです。このとき、青いけし行脚がはじまろうとは思ってもいませんでした。
2回目の行脚は北インド。
インドに青いけし?
無知な私はヒマラヤへはインドからも行けることなど思ってもいなかったのです。
チベット、ネパール、パキスタンにまたがって連なる山岳地帯がインドヒマラヤと呼ばれていました。
青いけしはヒマラヤの匂いのする場所(?)にのみ咲きます。

2000年6月、暑〜いインド(デリー)から600kmほど北に行った標高3980mの地でメコノプシス・アクレアータに初お目見えしました。
資料によるとライトブルーのガラス細工のようなケシとのこと。
が、時期が少し早かったせいかあまりいい固体には出会えず、やっと見つけたきれいな株もすみれ色がかったものでした。

2000年6月26日撮影

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2003年7月、思いもかけずに再びインドヒマラヤの地に降り立つことができたのです。この年、世界を恐怖に陥れたサーズ旋風でチベットの旅が中止になって、代わりに催行されたのがインドヒマラヤの旅でした。
サーズ騒動がおさまった7月12日に出発。
7月15日、再びのロータンパスで、メコノプシス・アクレアータは想像以上に美しい姿を見せてくれました。

私が理想としていたライトブルーの透ける花びら。
付け根のピンクが初々しさをそえている。

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色が変化しやすい花なのか、多様な色模様を見せてくれました。

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崖の割れ目に根を下ろして咲いていた。

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実は青いけし物語、メコノプシス・アクレアータ編は7月4日に更新しました。
気がつくと、いつのまにか写真が消えていました。
たまにこういうことがあります。
過去の記事を読もうとすると、文章は残っているけど、写真が消えている。
これって困りますね。
なぜなのでしょうか。
エキサイトブログに問い合わせても返事がこないし。
原因が分かる方、、、いらっしゃいませんか。
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メコノプシス・スペキオサ


2005年6月に東チベットを訪れたとき、苦手なテント泊で眠れず最悪な体調だったために見そこねた青いけしがあります。
私以外の参加者全員が見てきたけしです。
それがメコノプシス・スペキオサです。
標高4600mのセチラ峠で500mほど歩いた先に咲いているはずでした。

2006年7月、再び同じツアー(テント泊なし)に参加しました。
今回は2800mの地にあるパーイーのホテルに宿泊しての観察です。
7月8日、睡眠も十分、気分晴れやかに歩き出しました。
標高4600mは決して楽なハイキングではありませんが、次々と現れる花たちに足取りも早くなります。歩き出してまもなく目的のメコノプシス・スペキオサは淡いブルーの姿を見せてくれました。去年より2週間ほど遅い時期ですが、青いけしは1株に複数の花を咲かせるので比較的長い期間に渡って見ることができます。
この日も咲き出したばかりの株、実を付けている株など多数の株に出会いました。
淡いブルーが愛らしく、そしてかすかな甘い匂いのあるけしです。
高さ10cm〜50cmほどの高さになる茎に1個の花を咲かせます。
花の大きさは7、8cm。
葉にはアザミのような切れ込みがあります。
メコノプシス・アキレアータに似ていますが、違いのひとつは褐色の剛毛がある(ヒマラヤの青いけし、大場秀章著、より)ということです。


2006年7月8日撮影
セチラ峠、標高4600m



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私ではなく夫が。
近くの山でばったり、、、20mまで接近だそうです。
写真を撮って無事生還しましたので。

蔵王のふもとからhttp://zaonofumoto.blog107.fc2.com/
にupしましたが、滅多に見られないのでこちらにも。
昨日の午前のことです。


切り抜き
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実写版

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私は
10月10日(水)〜16日(火)
に出品します。

↓の作品の他、30点ほど展示します。

ツリバナ

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ノブドウ

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他に
草木染め(柴田真理子)
陶芸(斉藤恵理子)
写真と竹細工(日下徳衛)

重厚な蔵の雰囲気とともにずらりと並んだ作品の数々を、、、、是非、、、、!
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メコノプシス・プライニアナ

2005年6月、メコンポプシス・ベトニキフォリアを見るために東チベットを訪れました。
(このことは前のページに書いてあります)
イギリスのプラントハンター、キングドン・ウオードの足跡をたどるためのテント泊も終わり、ラサへの帰り道に立ち寄ったセチラ峠で、メコノプシス・プライニアナのつぼみを見ました。
一茎にたくさんのつぼみを付けています。
あと4、5日で開きそうな魅力的なお姿でした。
もう1種見られなかったケシがあって”想い”をセチラ峠に残したまま日本に帰りました。

翌2006年7月、再び東チベットを訪れました。
(心ここにあらず、の1年がやっと過ぎた感じです)
今回はテント泊はなく、パーイーのホテルに滞在しての観察です。
ホテル滞在2日目の7月8日、再び訪れたセチラ峠で感動の再会、、、、となりました。
やさしい水色の花が骨太のがっしりした茎に咲いていました。
美しさもありますが、たくましい!!!が第一印象です。
数本がやっと咲き出したばかり。つぼみだけの株があちこちにあって、あ〜、あと1週間遅かったら、と悔やんだものです。
この花はキングドン・ウオードによって発見され新種とみなされましたが、長い間研究されずに放っておかれたために分からないことが多いということです。

「HP青いけし&野の花たち」http://web.mac.com/ma3ko/iWeb/Site
旅行記や青いけし以外の花が多数UPしてあります。
あわせてごらんいただけたらうれしい〜!!です。


メコノプシス・プライニアナ
2006年7月8日撮影、標高4600m

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