「ほっ」と。キャンペーン

<   2008年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧

f0115214_10435867.jpg




中国の時差は1時間。
シーカー雪山を下りてバスの人になったときは午後4時、日本なら夕方の5時ですが、夕暮れにはまだまだ時間があります。ホテルに戻る前にもう1ヶ所の青いけしポイント納帆海(ナパハイ)へ。
雨期の時期に湖になるという大草原が広がる納帆海を北に進んで、小高い丘の前で観察開始。
歩き出すとすぐに背が高いメコノプシス・プラッティーが現れました。
ざらざらと崩れ落ちそうな乾いた斜面に点々と青いけしが見えます。
玉龍雪山の草原で見たインカルビレア(ノウゼンカズラ科)がかたまって咲いています。
草むらの中に目を凝らすとプリムラやイワタバコ、アキギリの仲間が・・・。
道ばたにはトウダイグサが黄色に染めていました。
丘の上から草原方面に目をやると、どこまでも続くグリーンのなかになだらかな丘陵や人々の暮らす静かなたたずまいが心を和ませてくれます。
平和
幸福
豊か
パラダイス
桃源郷
こんなイメージが浮かんでくる風景がいつまでも変わりませんようにと、幸せに浸りながらホテルに向いました。

メコノプシス・プラッティー
ざらざらと崩れ落ちそうな斜面に咲いている
f0115214_1045592.jpg

f0115214_10461925.jpg

f0115214_10464024.jpg


インカルビレアと一緒にハイポーズ!
f0115214_1047199.jpg


イワタバコ
f0115214_10525581.jpg


トウダイグサ
f0115214_10531693.jpg


バラのトゲ
f0115214_10533479.jpg


草原に広がる癒しの風景
こういう風景は広角で撮りたかった・・・持参していたのに(壊したカメラが悔やまれる一瞬でした)
f0115214_10543228.jpg

f0115214_1055261.jpg

f0115214_105522100.jpg


帰りのバスの中から・・・中甸(シャングリラ)の町
f0115214_110930.jpg


ホテルの隣のスーパー
f0115214_1102852.jpg

[PR]

次の目的地はシャングリラと改名された中甸です。
この日から移動はバスになりました。
バスは車高が高くて視界が全然違うので大好きです。
前回は未舗装が多かった道路も完全舗装で快適なドライブです。
中国の添乗員さんの説明がみんな一緒にきけるのも魅力。
ジープだと「あの湖はなにかしら」と誰かが言い出しても、ドライバーは言葉が通じないし、ガイドは別の車だとその車中には???が蔓延してしまいます。
バスの前席に座っている添乗員さんは
「あそこに見えるのは那支海です」
「皆さん、じゃがいも畑が多いでしょ。ここは太安といってこのじゃがいもは中国一おいしいです」
「たくさん瓦の家が並んでいたけど、見ましたか。イ族の村です」
・・・といった具合。
ですが片言の日本語で、聞き取るのが難しい場合も往々にしてありますが。
しばらくは金沙江に沿って走りました。虎跳峡という町も通りました。川幅が虎でも飛び越えられるほど狭くなっているという景勝地がありますが、いつも混んでいるということで通過しました。
金沙江にかかる橋を渡るとまもなく山道に入りました。
少中甸あたりから景色は穏やかになり、中甸に入るとどこを見ても花だらけです。
菜の花畑はもちろんのこと、道路沿いの道ばたにも草原にも色とりどりのワイルドフラワーが咲いていて、シャングリラ(桃源郷)と改名された訳も納得できます。
4時間ほどでシャングリラのレストラン着。
肉とミントの素揚げがおいしくて、ゲップ(失礼)が出るほど食べてしまいました。
食後直ちにシーカー雪山に移動。
ケーブルカーに乗って40分、標高800m差を座ったままで運んでもらいました。
ケーブルカーを降りると前方にそびえ立つ岩峰の麓に仏塔があり、一面のお花畑の中に木道が整備されています。
無信仰な我々は仏塔を尻目に岩峰の下まで歩いて青いけし探しです。
メコノプシス・プセウドべヌスタとメコノプシス・ルディス、メコノプシス・ランキフォリアがありました。
珍しい雪蓮も数株、ほかにパラクレイギア、コリダリス、サクラソウの類、マメ科、パラクレイギア、リンドウの仲間などの写真も撮ってきました。
霧が出て小雨模様ながら観察中は傘を差すほどでもなく、ケーブルカー乗り場に戻った途端にザーザーと音をたてて降り出したときは、運のよさに思わず仏塔に向っておじぎをしていました。(ホンマカイナ)


「ジャガイモバタケデゴザイマ〜ス」

f0115214_16354463.jpg


「イ族の村ですよ〜」

f0115214_16364023.jpg


開発がどんどん進んでいて前回とはだいぶ様相が違っていた

f0115214_1637160.jpg


シャングリラは美しい・・・よく見たら赤土むき出しの山が

f0115214_16373132.jpg


急峻な岩山に作られたケーブルカー

f0115214_16374968.jpg


岩峰の麓、木道の先に仏塔があります
目を凝らすと、緑の中に何種類もの花が咲いている

f0115214_16384849.jpg


メコノプシス・プセウドべヌスタとパラクレイギア(手前)

f0115214_16471214.jpg


メコノプシス・ルディス

f0115214_1648216.jpg


メコノプシス・ランキフォリア

f0115214_16512789.jpg


真っ青なコリダリス

f0115214_16542580.jpg


リンドウの仲間

f0115214_1655122.jpg


雪蓮
f0115214_16552398.jpg


黄色いマメ科の花が岩山を彩っていた

f0115214_1656215.jpg

[PR]

広〜い中国は移動だけでも大変です。
老君山からの下りは道路工事で30分ほどストップしましたが、あとはランチタイムに下車したのみ。
山荘を9時に出発してこの日の目的地、麗江・玉龍雪山の観察ポイントへの検問所を通過したときは4時30分近くになっていました。
検問所から平坦な台地にまっすぐに伸びる広い道路を、玉龍雪山に向って走っているはずですが、万年雪をいだいた美しい(はずの)山は厚い雲に阻まれています。道路に平行して台地をえぐり取ったような渓谷も続いており展望台も設けられていますが、我々の車は脇目もふらずにインカルビレアが咲く草原を目指しました。
観察ポイントで1時間ほど過ごして、この日の宿へ移動しました。
このツアーはあくまでもフラワーウオッチングの旅です。
観光は2,3,4・・・の次。
13の峰々が天を支える玉柱のようにそびえる万年雪を抱いた美しい玉龍雪山(5596m)が隠れていようと、地割れのような渓谷をスルーしようと、ツアーポイントは低くなりません。目的以上の花が見られればツアーは大成功なのです。
皆さん、異議ありませんね。異議なし、異議ナシ・・・異議・・


この日の朝からUさんがカメラを貸してくださいました。
キャノンのデジイチです。
地獄で仏・・・とはこういうことと、しみじみ思いました。
ここからはお借りしたカメラで撮った写真です。

道路工事中で待たされた
道路わきに積み上げられた石をひとつひとつ敷き詰めていく作業をしていた
f0115214_15362512.jpg



ランチタイムポイントにて

ヒトツバラン
f0115214_153822.jpg


ムラサキ科
f0115214_15394319.jpg



玉龍雪山検問所

f0115214_15505799.jpg


すそ野だけがちょっぴり見えている玉龍雪山へ向って車は走る

f0115214_15511626.jpg


インカルビレアポイントで撮影した花たち

インカルビレア
f0115214_15531636.jpg


エーデルワイス
f0115214_15534330.jpg


コトネアスター
f0115214_1554336.jpg


ロスコイヤ(ショウガ科)
f0115214_15542068.jpg


世界遺産に登録されている四方街のど真ん中にあるホテルに宿泊

f0115214_1559313.jpg


観光ありました。
夕食後、四方街を散策

f0115214_15594782.jpg


手工芸の店が多い

f0115214_1601993.jpg



観光・・・ではありましたが、現地ガイドご用達のお茶屋に行くのが目的でした。
街の中を小1時間も歩いて、試飲つきとはいえ結構な値段のお茶がずらり。
飾りにしてもいいと思い、丸い形のプーアール茶を買ってきました。
7年ものだって。
[PR]
この日はコンデジで写真を撮りながら群龍山荘に戻りました。
相部屋のTさんが体調を崩して夕食もせずに寝ていたのが気掛かりでした。
翌日には回復してみんなと行動を共にしていましたが、最後の日まで食欲がなかったようです。
外国旅行、それも高山の旅ともなれば日常とはまるで違う環境に身を置くわけですから健康体でもストレスはかかります。
夕食後、少数民族の踊りを披露してもらいましたが、私も最後まではお付き合いできませんでした。
高山病と寝不足がたたっているようです。
いつも寝不足で旅行してくる私にとって、どこでも寝られる人は本当にほんとうに・・・うらやましい。どうすれば枕が変わってもスースー寝られるのでしょう。改善できるならいくらお金を払ってもいいと思うくらい深刻です。


レウム・アレキサンドラエ
コンデジ写真、もちろん解像度は落ちますが全体像を見るには差し支えないかなあ、やっぱり主役のピントが甘い・・・(涙)
f0115214_1130486.jpg


単体だとまあまあかな、でもバックまでくっきり
f0115214_1131811.jpg


ハマウツボの仲間
これはよく撮れているほう
f0115214_11322713.jpg


ランの仲間
5cmくらいの小さなラン、写ってただけよしとしましょ
f0115214_11324831.jpg


ミチヤナギの仲間
f0115214_1133102.jpg


シャクナゲの大木の林
f0115214_11332999.jpg


老君山展望台から
f0115214_1134845.jpg


少数民族(ナシ族?)の踊り
f0115214_1135920.jpg

f0115214_11353673.jpg


カメラ
オリンパスU780
薄くて軽いだけが取り柄です。
やっぱりコンデジもニコンにしようかな。


雨の降らない日はない、というくらい雨が降る老君山ですが、散策中はちょっとふられたものの、ほとんど傘のお世話にならずに済みました。
[PR]
いきなりの老君山だったせいか、高山病に苦しむ人が出てきました。
顔色が悪く足取りも重く・・・それでも引き返すことなく皆と一緒に先へ進みました。
(高山病先輩として、このつらさはよう〜く分かる)
小川のほとりで今までとは違う青いけしを見つけました。
1本のけしにみんなが群がって写真を撮っているのを見た現地ガイドが、山に入ってさらに大きな株を見つけてくれました。
メコノプシス・べヌスタではないかということです。
ひとしきりの撮影タイムが終わって早めのランチタイムとなりました。
その場で作るサンドウイッチがおいしかった〜。
出発までまだ時間がありそうなので、小川を渡って花を探しに行きました。
サクラソウやヒマラヤユキノシタなどありきたりの花ばっかりで、引き返そうと川を飛び越えたとき悲劇は起こったのです。
足をかけた石で滑って、みごとにすってんころりん!
ジャンパーが少し濡れただけかと思ったらカメラにも水滴が・・・。
タオルで水分をふき取ってスイッチを入れてみたら反応があって一安心、と思ったのが間違いの元でした。次に写真を撮ろうとしたらエラーメッセージが出てしまいました。
それでも水没させたコンデジを1週間くらい放っておいたら回復したという経験があったので甘く考えていました。明日になったら大丈夫・・・自分に言い聞かせていました。


現地ガイドが見つけてくれたメコノプシス・べヌスタ
f0115214_1023051.jpg


最初に見つけたメコノプシス・べヌスタ
f0115214_1031693.jpg


崖の上のイワヒゲ
f0115214_104344.jpg


小さなウメバチソウ、3,4cmくらい
f0115214_105744.jpg


まるで梅の花、キンロバイの仲間
f0115214_1064986.jpg


日本でも見られるキンロバイ
f0115214_1071491.jpg


ミソハギにも見えるペディキュラリス(シオガマギクの仲間)
f0115214_1075987.jpg


悲劇の原因、ヒマラヤユキノシタ
f0115214_1082876.jpg


ランチタイムに眺めていた池
f0115214_1084769.jpg


持参したカメラ、ニコンD80で撮った写真はここまで。
コンデジも持っていたけど、あまり使わないだろうとバッテリー充電器を持参しなかった・・・この時の私の気持ち分かっていただけます?
旅は始まったばかりです。
[PR]

老君山には山荘を出発点とした、切り出した石を敷き詰めた遊歩道が延々と続いています。99ヶ所あるという池をめぐる道です。
重機の入らない山の中にどのようにしてあれだけの道を作ったのか。7年前にはすでに出来ていました。
今日は一日中フラワーウオッチングです。
雨の降らない日はない、というだけあって天を衝く針葉樹にはサルオガセがびっしりとぶら下がり、地面は苔に覆われています。
道の両側にはサクラソウやコリダリスが。
ゆっくりゆっくり歩いて1時間、もう一つの目的地に着きました。
虹色の青いけし(これもベトニキフォリアでしょう、と言われた時は少々がっかりしたものです)の咲く山です。1mほどの草むらの中を虹色に染めてメコノプシス・ベトニキフォリアが咲いていました。点々と黄色いプセウドインテグリフォリアも咲いています。
2ヶ所で見ましたが、一面に咲いているとあれもこれもと目移りしているうちに満足な写真を撮らないでしまうものです。舞い上がってしまうのですね。え、これって私だけ?
まわりにはリュウキンカ、サルビア、コリダリス、ペディキュラリス、サクラソウなど何種類もの花が見られましたが、満足な写真はほとんどありませんでした。


老君山の遊歩道、大きな石が敷き詰められて歩きやすい
f0115214_14444844.jpg


苔に覆われた山肌
f0115214_144569.jpg


サクラソウや青いコリダリスを見ながら歩く・・・花たちの歓迎に高山病も軽減?
f0115214_14483149.jpg


虹色のけし、メコノプシス・ベトニキフォリア
あまりにもたくさん咲いていると、目移りしてどれを写せばいいのか・・・ドギマギ
f0115214_14502745.jpg

f0115214_14511788.jpg

f0115214_14513976.jpg


メコノプシス・プセウドインテグリフォリア
咲き残りがちらほらと
f0115214_14515988.jpg


真っ青なコリダリス
f0115214_15134126.jpg


キュウリグサさえも華やか
f0115214_151404.jpg


池のほとりのサクラソウ
f0115214_15151828.jpg


ウルップソウの仲間
f0115214_15155412.jpg


f0115214_15205528.jpg

[PR]

検問所を出発してまもなく、青いけしがかたまって咲いている崖が見えてきました。
今回の旅の目的のひとつがここ。
この青いけし、メコノプシス・ベトニキフォリアを確かめたいがために参加したツアーです。
「私の青いけし」は2001年にカメラに収めた咲き残りの数輪と同じ顔をして待っていてくれました。
とがった4枚の花びら、青色が飛んでしまったような藤色・・・。
ん、実に毛が無い。こんなにすべすべだったけ?
たしか、チベットで見てきたベトニキフォリアにはあったはず。苗を買って自宅で咲かせたそれにもびっしり毛が生えていた。
帰国してから2001年の写真を見たら・・・毛がある!!!!
どういうこと?
いずれ解明していただきましょう。

検問所から先はまだ舗装されていません。
何ヶ所かで道路わきの石を掘りだし作業をしている人を見ました。
うまい具合に割れている石が多いけれど、大きな石はハンマーで割っているようでした。
中国奥地での道路工事は人海作戦が当たり前のようです。
1時間ほどで老君山の群龍山荘に着きました。
7年前には外装が出来たばかりで、トイレは外のボットンでしたが建物内に設置されて一応水洗になっていました。ただし、照明がない、窓がないでまっくら、懐中電灯必至。
電気は自家発電。照明は夕方7時から12時まで、電気毛布も使えました。
食堂脇の小屋の薪ストーブを囲んでのひとときがホッとする時間でした。


「私の青いけし」メコノプシス・ベトニキフォリア
勢ぞろいで大歓迎を受けました\(^O^)/
f0115214_14402787.jpg

f0115214_14422367.jpg


実に毛がない!
f0115214_144246100.jpg


ちなみに2001年の写真
ちゃんと毛があるでしょ
f0115214_14461327.jpg


中央の黒い洞窟みたいなところに青いけしが・・・
f0115214_14473264.jpg


近くにはユキノシタも咲いていました
f0115214_14492997.jpg


サルオガセに占領されながらもシャクナゲがけなげに咲いていた
f0115214_14503611.jpg


ちょっと一息、遠景を
f0115214_14513953.jpg


舗装用の石を取りだしている
道の左側に積み上げられている石はやがて道路に敷き詰められる
f0115214_145231.jpg


群龍山荘到着、2晩お世話になります
f0115214_14545428.jpg


お世話係のオネーサマたち
f0115214_14551811.jpg

[PR]