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真ん丸虹は雨の前触れか

ブータンの山奥に咲く純白の青いけし、メコノプシス・スペルバに出会う旅
2,009年6月17日〜26日
4日のテント泊を含め、緑濃い山奥で出会った花の数々を中心に綴った旅行記です。
長いおはなしになるかと思いますが、最後までおつきあいいただければうれしいです。

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小川に沿った砂利道を山に向って歩き出しました。
道路と畑の境には石垣が積まれジャガイモなどが植えられていています。
母屋と並んで家畜小屋があって、少し前まで日本でもこういう景色が見られたけど、大きな違いは標高の差。
すでに3,000mに近いはずです。
容赦なく降り注ぐ強烈な日差しの下、ゆるい坂道なのに息が上がって体が重〜い。
体が順応するまでしばらくはつらい上りが続きます。
30分ほど(距離にしてはわずか)歩いて休憩がありました。
ポーターの一人が自宅に寄っていくようです。この地で生まれ育った彼らにとって標高の影響は何ともないのでしょう。
走っていく後ろ姿をうらやましく眺めていました。
民家が途切れると細い山道に入りました。
勾配がきつくなってきます。
ポーターはザックを預け、カメラは肩にかけていましたがそれもポーターに持ってもらいました。
少し体が慣れてきて道ばたに咲く花に目をやるゆとりも出てきました。
とは言っても花は多くはありません。
「花がたくさんあれば写真を撮るという口実で休めるんだけどねえ」
と最年長のHさん。
同感・・・と言いたいところですが、早く木陰に行って休憩したいというのが本音。
それでも10種くらいの花は写しました。

チャナディンというお寺(ゴンパ)の近くのビャクシンの大木の下で一息つきました。
誰からともなく声が上がって真上を見ると、太陽を丸く囲んでいる虹が不思議な光景を作っていました。
御神木として大事にされているビャクシンの下で見上げた真ん丸い虹は神々しく,幸先のいいこれからの4日間を物語っているのかと思いました。
ところが、前にも同じ虹を見たことがあるという人が、雨の予兆だというのです。
ガガ〜ン!!!


まだ歩きはじめたばかりだというのに、みんな目を落として歩いている・・・
すれ違った地元の人の目にはにはどう映ったのか
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休憩
まだ集落の中
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山道を行く馬の背には大事な命の綱が・・・
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ハの集落が眼下に広がる
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道ばたの花

ロスコイア(ショウガ科)
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シャクナゲの仲間
薄ピンクや濃ピンク、黄色などカラーバリエーションが多い
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御神木のビャクシンの下から眺めた真ん丸な虹
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Commented at 2009-08-21 14:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by aoikesi at 2009-08-22 09:00
ありがとうございます。
サイトを見てきました。
ぜひ、掲載お願いします。
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by aoikesi | 2009-08-16 11:05 | ブータン | Comments(2)