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中国四川省−黒いけしの旅7


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中国四川省・夾金山に黒いけしを訪ねて
2010年7月7日〜17日

青いけし追っかけの旅も12回目を迎えた。
6年前につぼみで涙をのんだ黒いけしに無事出会えるのか。
3年前に大地震に見舞われた四川省の青いけしの山はどうなっているのか。
しばらくの間、おつきあいください。



7月8日、朝食をホテルのレストランで済ませ、9時、康定(カンディン)に向けて、総計2,200kmの第1日目の旅がはじまった。
成都の街は全体に靄が立ちこめて息苦しささえ感じる。
湿気のベールに包まれているようだ。
「成都の犬は太陽を見て吠える」と言われるほど青空を見ることは少ないらしい。
今年は特に雨の多い年だと聞いた。
マイクロバスは見通しのすっきりしない高速道路をひた走る。
グレーの不透明水彩絵の具で塗りつぶしたようなバックに、田園地帯がかすんで消えてゆき、森のかたまりが浮かび上がる。
時折人家が見えるが、大きな集落ではない。
「高速道路は雅安(ヤーアン)までです。雅安は四川省で一番雨の多いところです。ですから雨情(ウジョウ)ともいわれているんですよ。雨城で昼食にしましょう」
と余さん。
雅安の町が近付くころに雨が降り出した。
雨に濡れてお茶畑で働く人影が見えた。
雅安はお茶の名所でもあるという。
バスは高速道路を降り、お茶を背負って歩く人の銅像が連なっている公園を抜けて、1軒の茶館とも言うべきレストランに入った。
お茶の名所といっても供されるのは薄いウーロン茶。
ターンテーブルに並んだ料理は辛さはなかったが、味がしっかりとしておいしかった。必ず出る野菜料理に空芯菜の炒め物と、トマトのタマゴ炒めがある。
どちらも日本でつくっても同じ味を出せない、と嘆いていた人がいた。
空芯菜はここ蔵王町でも7月には大量に出回る。
中国の味を思いだしながら炒めて見るがやはりイマイチの味だ。
火力の違いかそれとも油?
昼食を終え、バスに乗り込む頃には雨が上がっていた。
暑い。
バスの冷房が心地よい。

見通しの良くない高速道路を走る
中国四川省−黒いけしの旅7_f0115214_152488.jpg



湿気のベールにかすんでいる田園地帯
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by aoikesi | 2010-08-11 15:06 | 中国四川省 | Comments(0)